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窮奇退治は昌浩の完治まで、延期が決定した。敵はあの大妖怪、なるべく万全の状態で挑みたい。 昌浩が養生している間、一度だけ彰子が見舞いに来た。 自分がさらわれたせいで、昌浩が重傷を負ったと彰子は酷く気に病んでいた。 昌浩は彰子は励まそうと、必死に明るい話題を振った。その中で、彰子が蛍を見たことがないと言った。蛍の時期はとうに過ぎていたので、ならば来年一緒に蛍を見に行こうと昌浩は約束した。 その間、ヴィータが歯ぎしりせんばかりに不機嫌だったのに、昌浩は最後まで気がつかなかった。 数日もすると、昌浩は起き上がれるようになった。激しい運動は厳禁だが、それ以外の行動は大体許されている。シャマルの治癒術は本当に素晴らしい。出来るなら教えてもらいたいくらいだった。 昌浩は書物と睨めっこをしながら、円盤状の物体をからからと回していた。 「何してんだ?」 ヴィータが昌浩の手元を覗き込む。 昌浩が目が覚めましてからというもの、ヴィータは食事を運んでくれたり、何かと世話を焼いてくれる。あまりに優しいので、昌浩の方が戸惑っていた。 「これは占いの道具なんだ。窮奇の居場所が占えればと思ったんだけど」 結果は芳しくない。それにこれくらいのことは晴明がとっくにやっているだろう。晴明すらわからないことを、昌浩がわかるわけない。 「占いねぇ」 ヴィータは占いという奴がどうも信じられない。未来が本当に予知できるなら、未来はすでに決まっていることになる。努力するもしないもすべて決まっている。ならば、心は何のためにあるのか。 「あ、疑ってるな。よし、ならヴィータの未来を占ってやる」 昌浩が道具に手を伸ばす。 「おもしれぇ。やってみろ」 円盤がからからと回り、結果を示す。昌浩はじっとその結果を読み取ろうとする。 無言のまま、時間だけが過ぎていく。 「おい」 昌浩は真剣な顔のまま答えない。そのあまりに真剣な様子にヴィータが不安になる。 「まさか、よくない結果が……」 「ごめん。わからない」 「うーがー!」 ヴィータが吠えた。 「さんざん待たせて、なんだよ、それは!」 「ご、ごめん、だって見たことない形だったから」 昌浩は本で頭部をかばう。 「もう少し時間をちょうだい。きっと占ってみせるから」 「まったく。それでも晴明の孫かよ」 「あー! ヴィータまで孫って言ったー!」 「いやー。この台詞一度言ってみたかったんだよ」 「孫言うな!」 憤慨する昌浩を、ヴィータはきししと笑う。ふとその顔が疑問に染まる。 「お前、今何て言った?」 「孫言うな」 「その前だよ」 「えーと、ヴィータまで孫って言った、だったかな?」 「お前、名前……」 「ああ、ヴィータだよね。やっと言えるようになったよ」 昌浩はにっこりと笑う。 「いやぁ、苦労したよ。毎晩ヴィータ、ヴィータ、って繰り返し練習して」 ちなみにザフィーラの名前はまだ練習中だ。 「ヴィータ。これで合ってるんだよね?」 ヴィータの拳が昌浩の頭を叩く。 「な、何すんだよ、ヴィータ」 昌浩が頭を押さえてうずくまる。 ヴィータは拳を握りしめたまま、全身を震わせていた。 「ヴィータ?」 「気安く呼ぶんじゃねぇ!」 ヴィータが再び拳を振り下ろす。その顔が真っ赤に染まっていた。 「どうしたの、ヴィータ?」 「だから、繰り返すな~!」 ドタバタと暴れる音が屋敷中に響いていた。 「いやー。春だねぇ」 「夏だがな」 「連日快晴だねぇ」 「それはその通りだ」 もっくんとザフィーラは、昌浩の部屋の屋根の上で並んで日向ぼっこをしていた。 「昌浩についていなくていいのか?」 「そんな野暮はせんよ」 もっくんが後ろ脚でわしわしと首をかく。本人に自覚があるかどうかは知らないが、ヴィータの気持ちは傍から見れば明らかだ。 「すまんな。気を使わせて」 「いや、昌浩にとってもいいことだ」 「ほう。もっくんはあの彰子とかいう娘を応援しているのかと思ったが?」 「おっ。堅物かと思いきや、話せるねぇ。ただし、もっくん言うな。俺のことは騰蛇と呼べ」 「心得た」 「それで彰子に関してだが、結論から言って、あの二人は絶対に結ばれない」 もっくんは一転、厳しい表情になる。 「どういうことだ?」 「身分が違い過ぎる。かたやこの国一番の貴族の娘。かたやどうにか貴族の端に引っかかっている昌浩。あり得ないんだよ、この二人が結ばれるなんて」 「身分とはそんなに大事なのか?」 しょせん同じ人間ではないか。気にするほどの差があるとザフィーラには思えない。 「そうだな。お前たちの主は女か?」 ザフィーラの緊張が一気に高まる。 失言だったと、もっくんは詫びた。 「お前たちの主を詮索しようとしたわけじゃない。例えば、お前たちの主が女だったとしよう。もしお前が主に恋愛感情を抱いたら、どうなる?」 「なるほどな」 ザフィーラは遠い目になった。彼のはやてを敬愛する気持ちに、一片の曇りもない。しかし、それは決して恋愛感情ではない。 ザフィーラはあくまで守護獣、人間ではない。そんな自分と主が結ばれることはない。それなのに、主に恋心を抱けば、それはまさに地獄だろう。 「つまり、この国で身分とはそれほどの差ということだ」 しかも、彰子と天皇の結婚の準備が進められているという。晴明の占いでも、それはすでに決まった運命ということだった。もし運命を変えられる力があればと、もっくんは己の無力をこれほど呪ったことはない。 失恋から立ち直る一番早い方法は新しい恋を始めることだ。昌浩を好きなヴィータがそばにいてくれれば、これほどありがたいことはない。 「しかし、我らは……」 「わかっている。窮奇を倒したら帰るんだろう。それでもいいんだ。立ち直るきっかけになれば。それに二度と来れないわけじゃあるまい?」 「それもそうだな。その時は主も連れてこよう。きっと喜ばれる」 そう、きっと大丈夫だとザフィーラは思った。いつか主を含めた全員でこの地を訪れることができる。その時は、闇の書も完成し、主の命も助かっている。時空監理局から追われることもなくなっている。 我ながら虫のいい考えだと知りながら、そんな未来が来るのを願わずにいられない。 ザフィーラともっくんは雲一つない空を見上げた。 その頃、庭ではシグナムが見知らぬ女と対峙していた。女は黒い艶やかな髪を肩のあたりで切りそろえ、この時代では珍しい丈の短い服を着ている。十二神将の一人だろう。 六合と稽古の約束をしていたのだが、六合の姿はない。 「私の名は勾陣(こうちん)。六合は晴明の供で行ってしまってな。代わりに私が来たというわけだ」 「そうか。では、今日の相手は勾陣殿が?」 「ああ。せっかくだから、少し趣向をこらさないか?」 勾陣は三つ叉に別れた短剣を両手に持ち、宙を切り裂いた。空中に裂け目が走り、シグナムの体がその中に吸い込まれる。 シグナムが目を開けると、そこは砂と岩ばかりの荒涼とした大地が広がっていた。 「次元転移?」 「ここは我ら十二神将が住む異界だ。稽古もいいが、ここなら思う存分暴れられるぞ」 勾陣が口端を釣り上げる。氷のように鋭い酷薄な笑みだった。 シグナムも勾陣と同じ笑みを浮かべる。 「なるほど。より実戦的にというわけか」 「それと最初に言っておく。私は六合より強いぞ」 「面白い。では、いざ尋常に勝負!」 シグナムのレヴァンティンが炎をまとい、勾陣の魔力が炸裂する。 普段は静かな異界に、その日はいつまでも爆音が轟いていた。 夕刻、帰宅した晴明は昌浩の部屋に向かった。天皇と彰子の結婚が正式に決まったということだった。後は日取りを決めるのみ。今すぐということはないが、もはや二人の結婚は避けられない。 薄々感づいてはいたのだろう。昌浩は「そうですか」とだけ呟いた。 それからさらに数日が過ぎた。 昌浩は表面上は明るく振舞っていたが、時折沈んだ表情や物思いにふけることが多くなった。そして、以前にもまして窮奇を倒すべく猛勉強を始めた。まるで勉強に打ち込むことで、何かを忘れようとしているかのように。 早朝、昌浩は目を覚ますと素早く着替える。怪我の為、長期休みになってしまった。同僚にも迷惑をかけたし、今日は出仕するつもりだった。晴明から頼まれた仕事もある。 「よし。完全復活」 「ほう。よかったじゃないか」 今日はよほど早起きしたのか、ヴィータが戸口に立っていた。 「うん。これもヴィータたちのおかげだよ。本当にありがとう」 シャマルの魔法とヴィータの看護がなければ、まだろくに動けなかったに違いない。 「いやー。そう言ってもらえると、こっちもありがてぇよ」 ヴィータはのしのしと部屋に入ってくる。ヴィータは指で昌浩に座るように示す。 「大事な話?」 昌浩はまだ気づいていない。ヴィータの目がまったく笑っていないことに。 ヴィータは深く息を吸い込み、 「この大馬鹿がー!!」 大音量が安倍邸を揺らした。昌浩は耳を押さえて顔を引きつらせる。 ヴィータは指を鳴らしながら、昌浩に詰め寄る。 「お前が治る日を、どれだけ待ったことか。怪我人を怒鳴りつけるのは趣味じゃないからな。これで思いっきりやれる」 晴明から託された昌浩を叱る役をヴィータは忘れていない。それどころか世話を焼くことで、怒りが鎮火しないようにしていたのだ。ヴィータの怒りは最高潮に達していた。 「あの……ヴィータさん?」 「やかましい! そこに正座」 「はい!」 「大体お前は自分が怪我をしてどうするんだ。助けるにしたって、もっと上手くやれ!」 「いや、でも」 「言い訳するな!」 「ごめんなさい!」 ヴィータが機関銃のように怒鳴り続ける。昌浩はそれを黙って聞くしかなかった。 それから一刻の後、もっくんが昌浩の部屋を訪れと、晴れ晴れとした顔でヴィータが出てきた。 「いやー。ようやくすっとしたー」 もっくんが部屋の中を覗き込むと、そこには真っ白に燃え尽きた昌浩がいた。 その夜、昌浩が仕事を終えて帰ると、シグナムたちは晴明の部屋に集められていた。 「昌浩や。彰子様には会えたのか?」 「はい」 昌浩は寂しげに笑う。晴明の取り計らいで、昼頃、昌浩は彰子と対面していた。そこで昌浩は彰子に絶対に守ると誓った。誰の妻になってもいい。生涯をかけて彼女を守る。それが昌浩の誓いだった。 「それで窮奇の居場所は?」 「はい。貴船山だと思います」 都の北に位置する貴船山。そこには雨を司る龍神が祭られている。 窮奇が北に逃げたのと、ヴィータたちが来てからというもの、一度も雨が降っていない。それが根拠だった。おそらく窮奇によって封印されているのだろう。 「ならば、一刻の猶予もないな」 シグナムにとって、ここは楽園だった。六合や勾陣、他の神将たちとも、実は紅蓮とも、幾度も手合わせした。こんなに心躍る相手がいる世界をシグナムは知らない。 「そうだな」 ヴィータとて離れがたい気持ちはある。 しかし、八神はやてを救う為、二人は未練を振り切って立ち上がる。 「はやてちゃんの為にも、お願いね、みんな」 シャマルが転送の準備を開始する。それをザフィーラが咳払いで遮る。 シグナムとヴィータがじと目でシャマルを見つめていた。 「あっ」 うっかり、はやての名前を口に出してしまっていた。だらだらと脂汗がシャマルの顔を滴る。ちなみに、ヴィータは以前自分がはやての名前を出しことを覚えていない。 「わしは何も聞いておりませんぞ。なあ、昌浩や」 「えっ? ……ああ、はい。俺も何も聞いてないよ」 「二人とも、気を使わせてごめんね」 シャマルが涙目で感謝の意を告げる。 やがて緑の魔法陣が足元に出現する。 昌浩、もっくん、シグナム、ヴィータ、ザフィーラが、最終決戦の場へと飛んで行った。 その頃、アースラ艦内では、クロノたちが出撃の準備を進めていた。 「それでヴォルケンリッターの動きは?」 「それが変なの」 クロノの質問にエイミィが首を傾げた。 「あの世界、時間の流れが全然違うみたい」 アースラでは、クロノたちが青龍たちと戦ってから、一晩しか経っていない。それなのに、向こうでは半月以上の時間が経過しているようだった。 どうもその間、ヴォルケンリッターたちは原住生物と戦い続けているらしい。 「闇の書もかなり完成に近づいたということか。みんな、準備はいいか?」 クロノが集まったメンバーを見回す。 ユーノにアルフ、青い顔をしたなのはとフェイト。 「な、なのは、どうしたの?」 ユーノがなのはの顔を心配そうに覗き込む。 「ちょっとイメージトレーニングを」 なのはは車酔いをしたかのようにふらふらしていた。 青龍に備えて、父と兄に怒られた時のことを一晩中ずっと思い出していたのだ。 「フェイト、しっかりおしよ」 「……アルフ、大丈夫よ」 フェイトの使い魔のアルフが、フェイトの体を揺さぶる。それにフェイトは消え入りそうな声で答えた。 「エイミィ」 クロノが無言で逃げようとしていたエイミィの腕をむんずとつかんだ。 「フェイトに一体何をした?」 「ええと、頼まれてあの戦いの映像をちょっと……」 フェイトはフェイトで、あの戦いの映像を一晩見続けたのだ。しかもエイミィの好意で、男連中の顔を大写しにした編集版を。 苦手意識を克服しようと無理をすれば、かえって悪化する場合がある。なのはたちの負けず嫌いが今回は完全に裏目に出た。 クロノはユーノとアルフをつれて、部屋の隅に行った。 「いいか。男連中の相手は僕らでやる。二人には絶対に近づけるな。最悪、一生のトラウマになる恐れがある」 ユーノとアルフが決意を込めた表情で頷く。 そして、五人は転移を始めた。 目次へ 次へ
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リリカル茶の葉 外国人旅行客が愛する謎のアニメ。 これで得た知識からか、彼は外国人ながらお茶会に精通している。
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「・・・まったく、どんだけ物資を使い込めばこんな請求ができるんや?」 「はやてちゃん、お顔が怖いですよ・・・」 「これだからレイヴンとかいう連中は信用できんというんや・・・」 戦術部隊本部施設、八神はやては指揮下にある諸隊から送られてくる補給要請の書類と格闘していた。 はやての指揮する第四部は補給を担当する部署であり、どんな部隊にとっても重要な後方での任務を負っていた。 補給物資を揃えて輸送手段を確保し、必要とする部隊に配送する“カンバン”方式。 部隊が必要とする物資の要請を受け後方の集積所から適時配送する。 だが戦術部隊の戦闘地域が広がれば広がるほどはやての仕事は倍になっていった。 特に戦術部隊所属のレイブンや本隊の要求する物資がとんでもない量になり、しかもそれが広く分散したため、 指揮下の輸送隊では足りず、他の部隊と調整しなければならならなくなり、それが更に仕事量を増やしていた。 「まったく・・・、こっちはお腹の贅肉とも戦わ無きゃならんのに・・・。昔見たく打ちまくって破壊すればいい モンじゃないんやで・・・」 ユニゾンデバイスで公私共に重要なパートナーのリインフォースⅡが仕事を手伝ってくれているとはいえ仕事量は多い。 しかも本部の残留組で最先任がはやてであるため、作戦による付随被害の抗議書も自分に回ってくる。 それの対応もしなければならない。 「従来型の“集積方式”の方が効率いいんやないか?大体、ウチなら一発でみんな掃討したるわ・・・」 「・・・はやてちゃん、お休みしませんか?」 さすがに荒れつつあるマイスターを見かねてリインフォースⅡが進言する。 「そうやな、リイン。ちょっと休もうか。せやけどその前に・・・」 そういいながらはやては椅子を後ろに下げ机の下を見る。 「はやてちゃん?」 リインが不思議がって聞いてくるが聞いてない振りをする。 「・・・手癖が悪いのはこの指か?それとも頭か?」 「へへ、そんなこと言わないでくださいよ」 そういいながらはやての足元から首を出したのは元ナンバーズのNo6、セインだった。 「セインちゃん!!またそんな所から!!ちゃんとドアから入ってきなさいと・・・」 「気にしない気にしない」 「少しは気にしなさいです!!」 そう笑いながらセインは地面から体を出す。どうやったらそんな器用なことが出来るのか? はやては聞きたくて堪らなかった。 「お帰りや、セイン。首尾はどうや?」 「上々、ってところですかね?」 はやてはレアスキル中のレアスキル『ディープダイバー』を持つセインを直属の秘書兼密偵として使っていた。 「やっぱりあのエヴァンジェって言うの、怪しいですよ。最近、戦術部隊本隊が妙な行動するように なってますし・・・。まあ、レイブンを名乗る連中は一癖も二癖もありますけどね」 「ふーん、で、その紙袋は何や?」 「じゃーん。こっちのほうも大漁です」 セインが紙袋の中身を机の上に出す。はやての机の上に出てきたのは大量の菓子類だった。 「わーい!!お菓子ですぅ!!」 「こらこら、先にお湯沸かしてきてな。お茶にしよか」 「はいです!!」 「・・・ところで、どっからくすねてきたん?」 「く・・・、くすねてなんかいないですよ」 はやての質問にすまし顔で答えるセインだった。 ま、報告を聞いた後にでもしっかり答えてもらおか・・・。 戦闘機人はJS事件後、戦闘機人の処遇に関しては無力化処置後の更生プログラムの終了後が問題になった。 そのまま自由放免にしてしまえば管理局の機密情報がいつ漏洩するやも知れず、一部の戦闘機人はこの時点で 保護下に入り更生プログラムを受けていなかった。 過去の情報を彼女らの記憶領域から削除すれば人格や経験値をリセットする必要があるという更生プログラムの 教官からの報告もあり、一から調整するのは手間がかかる。一時は破棄するという論調が上層部で大半を占めた。 それでも結局は能力は惜しい、それと資材の有効活用という面から戦闘機人計画を進めたレジアス中将の遺児、 オーリス二佐が自身の部隊で試験機材として管理することになった。 だがその部隊も平時は少数の本部要員のみで構成され、有事の際に他部隊を編入し行動するという任務部隊方式 の本部班だった。言わば危険分子の体の良い飼い殺しである。 この一連の処置に平行して管理局内では陸のレジアス=武闘派に対する締め付けが海空主導で行われており、 汚職まみれの陸とそれを取り締まろうとする本局・海・空という構図で進んでいた。 陸上部隊内では魔女狩りか黒死病かとまで評される上級指揮官の左遷・退職の乱発に嫌気の差した下級指揮官・ 下士官・陸士の大量退職が発生、戦力の低下を招き、さらに残った隊員も士気の低下が表面化し始めていた。 陸の内部では疑心暗鬼に猜疑心が蔓延、これを決定的にしたのがゲンヤ・ナカジマ一佐のミッドチルダ方面管区 本部長代行就任であった。彼自身が就任したのは当時ミッド方面管区内では最先任者であったし、JS事件でも ガジェット群の鎮圧の為に自身の陸士108部隊を指揮し解決に尽力、思想的には穏健派に近い。また妻を任務で失い、 男手一つで娘二人を育て、しかも母親譲りの高ランクの魔導師に育てる・・・。 そのようなストーリー持ちである点からも最適な人選といわれた。 だが問題は彼の二人の娘だった。 当時二人とも機動六課-口さがない陸士は“能力の無駄使い”といった-に出向か所属しており、さらに108と六課が 良好な関係、それもその筈、六課長・八神はやてとは師弟関係にあり、それが穿った見方を助長した。 「娘二人を本局・海空に売り渡して今の地位を得た」 「陸士の実情を知りながら本局海空と対立したレジアス中将の失脚に協力し地位の安定を図った」 大半は根も葉もない噂であり彼自身も特に気にするような素振をしなかった。 だがレジアス=武闘派の締め付けが厳しくなる中で本局と親しい人材が重要ポストに就いた事はそれだけで 陸士間に亀裂を入れるのに十分だった。 人員も士気も連携もガタガタになる陸を尻目に、海空は陸の削減分の予算というパイの奪い合いを本局を巻き込んで 始める。ただ海空両者の内部も一枚岩ではなく、中の派閥間でも政争を繰り広げるといううという少数の 良識派が頭を抱える事態となった。 だが、そんな状況を終わらせたのは新興の武装勢力バーテックスと各管理世界で同時多発的に発生する 武装勢力のテロだった。 明らかに統制の取れた、寄せ集めとは思えないバーテックスの戦術とそれを支援するかのように行動する 独立武装勢力の大規模テロ。広域化・大規模して行くにつれ、徐々に手に負えなくなりつつあった。 管理局設立協約加盟国からは早期の治安改善と武装勢力の取り締まりに力を注ぐよう要請が何度も出されたが 今度は本局内でバーテックス、独立武装勢力の跳梁を許したという問題の責任の擦り付け合いが始まるという 醜聞としかいえない事態となった。 後手後手に回る管理局の対応に業を煮やした加盟各国が自国の軍事組織・治安組織による管理局の各管区施設の 閉鎖と制圧、協約からの脱退といった通達を突きつけるまで発展。さすがに自分達の立場が危うくなり始めたのに 対して各派閥が妥協と打算を繰り返した結果、権力争いは後回しとし、目先の事態の解決を目指すことを大綱として 設定することとなった。 その中で強力な鎮圧部隊をバーテックスの鎮圧に向けて編成することも計画された。 今度は指揮官職で揉める事となったが、外部から招聘することで一致を見た。 そして編成されたのが管理局・戦術部隊、指揮官にはレイブン、つまり風来坊の傭兵が就任した。 名はエヴァンジェ、かつてアークの主催であるジャック・Oと対立し、アークを追放された男。 その彼が指揮官に就任することなった。 はやてはその中で戦術部隊内で補給を担任する部署への就任命令を下された。 結局これも局内における権力闘争の一端ではあったが、はやては辞令を受け本部へと出向した。 その後、補給要請を受けては対応し、足りない物資を予め準備するといった普段の業務を行っていた。 そして今に至っている。 セインは更生プログラム終了後、機会を見ては外の世界をふらついていたがある日、因縁のある聖王教会の シスターにばったりと再会し、話を聞いて再度改心、教会の手伝いとして出向した。 表向きはそうなっているが・・・、実施はとある司書長ととある教導官に依頼されて学校に忍び込んだところを シスターに発見され捕まった。結局忍び込んだ罰として教会の手伝いを言い渡された。 なお二人の演じた逃走劇はいまだ関係者の間で語り草となっている。 そんなある日、世間話に来たはやてとシスターの上司との会話を聞いて面白そうだからとはやてについて行って、 結局密偵として働いている。 「この間、エヴァンジェが何で戦術部隊司令官に抜擢されたのか・・・、って話されてましたよね?」 「ああ、あれか?なんか分かったんか?」 「まあ、なんと言いますか・・・。ミラージュ社、知っていますよね?」 セインが制服に着替えた後、お茶をすすりながらはやてに今回の出張の収穫を報告する。 因みにリインフォースⅡはセインのくすねてきたお菓子にご執心で話に入る素振も見せない。 「管理局に色々と納入しとる企業さんやからな、知らんのもおらんやろ」 「エヴァンジェが企業との専属契約でアーク上層と衝突して放逐された前後でかなりの企業寄りの仕事をしてます」 「そんなん良くある事やろ?」 特定の主義主張に肩入れしないのがレイヴンの掟。だが、各レイヴンが持つ主義主張は色々だ。 破壊を楽しむもの、美学を持って戦うもの、信念で戦うもの・・・。 その中で企業に肩入れするレイヴンが居ても不思議ではない。 「そうです、でも問題なのはミラージュ社の他社の権益に強行介入した事件、前線の指揮とってたのあいつなんですよ」 「それって、確か資源採掘権を巡ってた時のか?」 「この時、企業に大分気に入られたみたいですよ。で、あいつが戦術部隊の隊長に潜り込めたの、 企業側から統合幕僚本部に強く推薦されたから・・・、らしいです」 はやては合点がいった。陸と並んで企業とべったりなのはどうやら本局・海・空も変わらないらしい。 レイヴンを重要ポストに据えたのも、本隊の部隊長クラスにも多数のレイヴン、本隊には各企業の息がかかった部隊、 それらには最新の魔導甲冑に装備が提供されている。 「まあ私は性格的にもあんまし好きじゃないですよ」 これには苦笑するしかない。彼と同じ会議の席上に座ればいやでも彼の性格が分かる。 普段の口調からも感じられるが自己顕示欲の強さには眩暈がしてくる、はやてはそう感じていた。 「よく調べおったな」 「本局の偉いさんの部屋でちょっと拝見しました。後から聞くのは難しいけど、今入って見るの簡単ですよ」 実ははやてはセインの行動を掌握していない。彼女の行動を追跡できるのはセインの天敵、あのシスターだけだ。 今回の“出張”もどうやら遥々本局まで出かけて潜り込んだ挙句、警備が厳重な偉いさんの部屋にお邪魔して端末を 操作したのだろう。 まさにセインのISディープダイバーの正しい使い方といったところ。 だが、そんな仕事を楽しむのもいいがもう一つの秘書としての仕事ではまったく使えない。 おかげで簡単な書類の決裁まで自身でやらなくてはならずデスクに座る時間を増加させていた。 「はーい、八神一佐のお部屋です~」 隣の部屋の部下からの内線をリインが上機嫌に受ける。 「リイン曹長、八神部長はいらっしゃいますか?」 「いらっしゃるですよ~」 「はいはい、どした?」 はやてがリインから内線を変わり、今では見知った部下に話しかける。 「お客様が見えられています」 「お客?なら私は席を外したほうが・・・」 「ええでそこにおって。あ、お客さんはお通ししてくれや~」 「わかりました」 「セイン!!」 「はいはいセインさんですよ~、・・・ん?げ!!シスター!!」 開きっ放しのドアから入ってきた、もとい突入してきたのはシスター・シャッハだった。 セインを確認する・・・、その前にドア前でヴィンデルシャフトを起動、騎士甲冑を着込んでいた。 「待ちなさい!!」 「いやだ!!」 セインがディープダイバーを発動、床に潜り込んで逃げようとする。 だが、一瞬の反応でシャッハのほうが早かった。 セインの襟首を掴み、無理やり引き上げる。 「わ、わ、はなし・・・」 喚くセインが見たのは優しく慈母の様に微笑むシャッハの顔。 だがその背後に燃える怒りの焔の大きさはセインが一番理解している。 「セイン、最近見かけないと思ったら・・・、こんな所にいたんですね・・・?」 嘘だ。はやては彼女が知ってていってるのが判る。 当のシャッハからは毎日の如くはやてに迷惑をかけていないかどうか、ちゃんと仕事をしているかどうか、 確認するメールが送られている。 「いや、それはその・・・妹達が心配で・・・」 「なら八神部長の下ではなく、オーリスさんのところに行くのが筋でしょう?」 「しかも・・・、最近人のお菓子をくすねているそうですね?」 「な、何で知ってるんですか!!」 「あなたは教会に居た時でもつまみ食いとかしていたでしょう!!」 そういわれて、セインは悪事をした後の子供のようにおとなしくなる。 「今回は、ちゃんと仕事して人に迷惑をかけ無くなるまでになるまで外出は禁止です!!」 「あ、一応役にはたっとるから一週間ぐらいで返してな~」 「八神たいちょ~・・・、リイン~、助けて!!」 「セインちゃん、心を入れ替えて帰ってくるんですよ~」 そんな上司と同僚(?)に笑顔と手を振られて送り出され、シャッハに襟首掴まれたまま、セインは連れて行かれた。 「まぁ、明日には逃げてくるやろ」 「きっとそうなのです」 二人はそう言うとデスクに戻って仕事を再開した。 「八神部長、301機動隊からの補給申請が来ました」 部下の隊員が申請書類を携えて入ってくる。 「お、ありがとな、・・・なんや多弾頭誘導弾?リイン、どっかに在庫が残ってないか調べてくれんか?」 「ハイです。困りましたねぇ・・・うちに在庫が無いですぅ・・・」 「あー、そこらの武器商人から買うしかなさそうやな」 「とりあえず在庫が在りそうな人たちのリストです」 「選別して契約、取り纏めといてな。言い値で買うんやないで?」 「判っています」 「商談が纏ったら会計課に行って必要経費とか提出しといてな」 「わかりました」 最初の隊員が出て行くと次の隊員が入ってくる。 「バレーナ社に連絡して注文したカートリッジの納入を早めるよう伝えておいてな」 「弾薬類のストックも減っています。今のペースでは一週間後には備蓄は目標の八割をきりますよ?」 「あわせて追加注文や」 指示を受けた隊員が出て行くと次の隊員が入ってくる。 「輸送3班、帰還しました。受領確認書と追加申請です。確認をお願いします」 「プラズマライフル用の取り替え用パーツ一式、カラサワなんて一品モノを使うてるんは隊長ぐらいやろ」 「ストックが残り二セットあるはずです」 「次の本隊行きの便で送ろうか。ついでにストックも送ったれや。その二セットの為に味わった苦労も書き連ねてなぁ」 「70式装輪装甲車の部隊受け取り分が搬入されましたけど、クレスト社の人が点検してほしいと」 「すぐに誰か代理で行かせといて、不良品を掴まされるんやないで。しっかり点検しとくよう伝えて」 「・・・逃げてきました~」 どうやらセインが逃げてきたらしい。 「お、ええ時に良い子が帰ってきたな~。ほらセイン、こっちの書類の束にウチの名前でサインしといてや」 「は~い~・・・」 「セインちゃん!!自分の名前を書かない!!しかもなんでスカリエッティの名前を書くですか!?」 「あ~、もうこんな時間ですぅ・・・」 リインのボヤキが聞こえた。はやても釣られて時計を見るともう、21時を過ぎていた。 「もういやです・・・こんな仕事・・・。地面に潜りたい・・・」 セインも机にぐったりと突っ伏して嘆く。 「今日明日の決済分は大分済ましたから明日は大丈夫やろ・・・」 はやても上着を脱いで椅子に深々と体を預ける。 そんなこんなではやてと第四部の一日は更けていく。 戻る 目次へ 次へ
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「マジカルインスピレーション」は、パネラーが4人1組となり、出される問題から思い浮かぶ答えを他の3人と合わせるクイズ。1994年12月22日放送のクリスマススペシャルで初登場。9年間の放送の中で他のパネラーと答えを合わせるクイズはいくつか登場したが、その元祖といえるのがこのコーナーである。 また、「マジカルシャウト」同様、初登場からおよそ1年後の第159回・1996年1月11日放送より、出題ジャンルを増やし「新マジカルインスピレーション」としてリニューアル。口答だけでなく筆記解答の問題も登場するようになった。 クイズの流れ 1問ごとにパネラーを入れ替え、4人1組で行い、答えるパネラーだけ解答席に入る。 司会者の合図の後、出題ナレーターから問題が読み上げられる。 パネラーはシンキングタイムの間に答えを思い浮かべる。(筆記解答の問題ではこの間に答えを手元のフリップに書く) この時、他の人と相談したり、答えやそのヒントになるようなことを声に出したりしてはいけない。 司会者の「せ~の!」の掛け声の後、4人一斉に答えを叫ぶ。 (筆記解答の問題では答えを叫びながら、答えを書いたフリップを出す) 2人が同じ答えなら20点ずつ(2人・2人で2つの答えに分かれた場合は4人全員に20点ずつ)、3人が同じ答えなら30点ずつ、答えがそろったパネラーに加算される。4人とも同じ答えなら全員に100点(または50点)ずつ加算されるが、4人とも答えが合わなかった場合は全員無得点。 【魅力POINT】どんな答えでも他の人と合えばそれが「正解」! このクイズで出題される問題には、他のクイズと違い、決まった正解は存在しない。ただ単に思い浮かんだものをそのまま答えてもよいが、答えがそろった人数が多いほど高得点となるため、点数を稼ぐには、いくつか答えが浮かぶ中から王道の答えと思うものや自分以外のメンバーのことを考えてそのパネラーが答えそうなものを選んで答える必要があり、推理力を働かせてどう答えるかもポイントとなる。 とはいえ、いくら問題の答えとして最も当てはまるようなものを答えても誰ともそろわずに0点となることもあれば、逆に、とても他の人と合いそうにないような答えをしても偶然そろって得点になることがあるのもこのクイズの面白いところ。 出題ジャンル マジカルインスピレーション 「マジカルインスピレーション」というコーナー名で行っていた1994年12月22日放送~1995年12月14日放送までは、「頭に『○』のつく××なもの」という読み上げ問題のみ出題されていた。「新マジカルインスピレーション」となってからもこのスタイルの問題はしばらくの間出題されていた。 ・・・ 新マジカルインスピレーション インスピアート(1995年12月14日放送~1997年8月28日放送) 元になる図形を利用して、他のパネラーとそろうような絵を描く。 サウンドインスピレーション(1995年12月28日放送~1997年8月7日放送) 映像で流れる問題の音を聴いて、他のパネラーとそろうようにその音を文字で表現する。 人物インスピレーション(1995年12月28日放送・・・) ・・・ ムリ漢インスピレーション(1996年4月18日放送~・・・) 出題されるカタカナ言葉を、他のパネラーとそろうような漢字で無理やり書いて表現する。 合体インスピレーション(1996年7月25日放送~1997年4月24日放送) 出題される2つの言葉を語呂がいいように組み合わせて、他のパネラーとそろうような新しい名前を作る。 (例)キリン + ライオン解答例・・・キリオン、ライリンなど ふきだしインスピレーション(1996年11月28日放送~1997年8月14日放送) 他のパネラーとそろうように、映像で出題される場面のふきだしに入るセリフを想像して答える。 連想インスピレーション(1996年11月28日放送~1997年7月24日放送) 他のパネラーとそろうように、出題される2つの言葉から連想するものを思い浮かべて答える。 たとえてインスピレーション(1996年12月19日放送~1997年7月10日放送) ・・・ ・・・
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リリカルナース メダロット一覧 ⇒ ら行 - 8 - 9 ナース型メダロット(NAS) 登場作品 8 9 リリカルナース 機体概要 機体説明メダロット8 メダロット9 関連機体 機体性能メダロット8 メダロット9 機体概要 メダロット8初出の、初代から続くナース型の最新モデル。 腕部の形状がカプセルや注射器ではなく、聴診器とカルテに変わった。 名前の由来は1990年代の漫画、「ナースエンジェルりりかSOS」からであろうか。 恐らく、タイトルが類似した魔法少女アニメ「魔法少女リリカルなのは」シリーズや、魔法少女OVA「ナースウィッチ小麦ちゃんマジカルて」ではない。 メカニカルデザインはtyuga氏。 機体説明 メダロット8 第2章よりペッパータウンのコンビニで購入出来る。 頭部は前作から続投されているセントナースとの差別化のためか、 完全ガードではなく射撃ガードになっている。 序盤で手に入る女性型頭部の中で、盾パーツであるため防御可能。 当時は格闘は防げなかったものの、相手の構成次第では非常に心強い。 腕部は変わらず継続リペア。 セントナースの物より若干装甲は高いが脆いことには変わりない、貫通攻撃には要注意。 脚部特性はラジエーター。 なお両腕部のパーツ名がデザインと逆転しているものの、 過去作にも同じような状態の機体がいるのであまり気にしなくてもいい、と思う。 メダロット9 MEDA学院の購買で入手出来る。 腕部のわざはセントナース共々カウントリペアに変更され、腕部パーツ名も修正された。 それ以外のわざと脚部特性はメダロット8のものを踏襲している。 関連機体 NAS型一覧 ホーリーナース 聖域サンクチュアリ セントナース 聖壁ホーリーウォール ブレイブナース 聖地ホーリーグランド ピカリンナース 聖域なきロボトル改革の産物 リリカルナース 人間も同じように癒やしたいのです シャルルドナース 外敵遮断クリーンルーム 類似モチーフ ナインテンガール クリミアの天使、近代看護の母 ファミーレ 真型の看護師、型式番号は仏語由来? ヤブ医者 マチーシャー 私が見てあげよう。どれどれ ▲ページ上部へ▲ 機体性能 メダロット8 名称:リリカルナース (パーツ性別:女) アルバム:No.142 型番:NAS04 ディフェンス能力に長けた情に厚いナース型メダロット。しゃげきガードの防護膜で振りかかる火の粉を払いながら聴診器とカルテで体調を管理しチームの安心を約束する。 頭部:ラブメディスン 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ 190 - - 65 30 4 防御可能 まもる / なし 射撃ガード 右腕:リリカルテ 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ 105 - - 49 36 防御可能 なおす / なし 継続リペア 左腕:マジカルステート 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ 105 - - 47 38 防御可能 なおす / なし 継続リペア 脚部:ホワイトクロス 装甲 機動 格闘 射撃 タイプ 攻撃対応 脚部特性 森 岩 砂 平 水 空 凍 ホ サ 195 29(32) 26(24) 26 二脚 回避可能 ラジエーター 4 4 2 4 2 2 2 4 4 脚部特性:ラジエーター チャージゲージ100%時自身に対して「クーラー」と同様の効果が発生。 ※効果はロボトル中1回のみ。 ※( )はver1.1での値です。 ▲ページ上部へ▲ メダロット9 名称:リリカルナース (パーツ性別:女) アルバム:No.202 型番:NAS04 ディフェンス能力に長けた情に厚いナース型メダロット。しゃげきガードの防護膜で振りかかる火の粉を払いながら聴診器とカルテで体調を管理しチームの安心を約束する。 頭部:ラブメディスン 装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ Hv 195 - - 37 13 3 防御可能 まもる / - しゃげきカード - 右腕:マジカルステート 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ Hv 140 - - 34 26 防御可能 なおす / - カウントリペア - 左腕:リリカルテ 装甲 成功 威力 充填 冷却 攻撃対応 スキル / サブスキル わざ Hv 140 - - 28 31 防御可能 なおす / - カウントリペア - 脚部:ホワイトクロス 装甲 機動 格闘 射撃 タイプ 攻撃対応 脚部特性 森 岩 砂 平 水 空 凍 ホ サ Hvリミット 145 37 35 38 二脚 回避可能 ラジエーター 4 4 2 4 2 2 2 4 4 1 ▲ページ上部へ▲ メダロット一覧 ⇒ ら行 - 8 - 9
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モンスター リオレイアが正式発表されました -- 古龍種はでます -- アプケロスも出てきます -- ドスジャギィはイャンクックと同じ位の大きさですよ。(体験版やったのでわかります) -- ドスランポス等と同じくらい。 -- ドスジャギィ、閃光玉でも攻撃してくる。ランポスとかよりずっと強い。 -- フルフルベビーがモンスターで出る -- ↑の意見かみつかれると体力減少 -- バギィ・ドスバギィっていうのもいるらしい。睡眠ブレスはくとか -- ギィギの成長した奴がでます -- 溶岩獣の成長が炎戈竜だよ -- 甲虫種に地を這う虫が居るとのこと -- ギィギ=フルフルベビー -- ギギネブラっていうフルフル?的なモンスターもいるみたい^^; -- ギギネブラ>黒と赤の模様とか書いてあったからガブっぽいやつかも? -- ギギネブラ=毒&雷のようです -- ポポ・デルクス・エピオス・水生獣(ルドロス)・角竜(ディアブロス)・回遊魚・遊泳魚・肉食魚など居ます -- エビオス(水中の草食竜) -- ルドロス 雌の水棲モンスター。ルドロスは大型の雄(水獣のこと?)を中心に完全なハーレムを作る。雄が繁殖のために作ったなわばりに、多数のルドロスが集まってくるのである。なわばりを侵す外敵に対しては非常に攻撃的になるので注意が必要。別名“水生獣”。 -- 沙魚竜(か砂魚竜)デルクス 砂漠地帯に生息する肉食モンスター。常に5~6匹の群れで行動する。大型のモンスターが狩りをする場に居合わせるとその獲物を取り囲むように泳ぎだし、獲物を追い詰め、おこぼれにあずかろうとする。仲間が傷つくとその場から逃げようとすることも。 -- 情報が確実そうなものだけ反映しました。反映したコメントは削除しております。 -- 今回のオトモアイルー的存在は、鬼面族の子供・チャチャ -- エビオス 水中に生息し、水草や苔などを主食とするおとなしい草食竜。しばしば水面にまであがってきて、日光浴を楽しむ様子が見られる。また、大変臆病な性格で、身の危険を感じるとパニック状態になり、無茶苦茶に泳ぎ回る。 -- 常にお面をかぶって生活する“奇面族”の子どもで、ひょんなことからハンターと出会い、ともに狩りをすることになる。“おどり”が得意で、狩りの最中にもさまざまなおどりを披露し、ハンターをサポートしてくれるという。 -- 雷+毒との情報があります -- 判明している範囲で別名、もしくは正式名称を追記。管理人さんにページ名変えてもらってから、リンク部分は修正かけます。 -- 一本角の草食種を確認 -- オトモはチャチャブーの子供のチャチャ -- 前貼ってあったモンスター表(?)にケルビでもアプトノスでもない草食種がいました、3からの新種かと思われます -- 何か最新プロモーションムービーでティガとドドブランゴの合体?みたいなモンスターがいました。色は白です。 -- 新PVで雪山にバギィかもしれぬモンスターを確認 -- 新PVで砂原に三本角の草食竜がいるのを確認 -- 1本じゃないですか? -- 雪山らしきステージがある -- 飛甲虫の名前がブナハブラです -- アプケロスについてですがあれはアプケロスではないんじゃないでしょうか(生態はサイにとてもよく似てます)見た目もよく見るとだいぶ違います -- 武器は現在発表されている7つですか?解答お願いします。 -- 7つですけど、そうゆう質問は掲示板でやってください。 --
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トーマ一行 トーマ・アヴェニール リリィ・シュトロゼック アイシス・イーグレット スティード 管理局特務六課 高町なのは スバル・ナカジマ フェイト・T・ハラオウン ティアナ・ランスター エリオ・モンディアル キャロ・ル・ルシエ 八神はやて シグナム ヴィータ シャマル ザフィーラ リインフォースⅡ アギト シャリオ・フィニーノ アルト・クラエッタ ルキノ・ロウラン フッケバイン ヴェイロン アルナージ サイファー ドゥビル フォルティス ステラ・アーバイン カレン・フッケバイン トーマ・アヴェニール(一人称:俺) リリィ:リリィ アイシス:アイシス スティード:スティード、相棒(バディ) スバル:スゥちゃん ティアナ:ティアさん アルト:アーちゃん チンク:チンク姉 ノーヴェ:ノーヴェ姉 ヴェイロン:ヴェイロン サイファー:サイファー ドゥビル:ドゥビル フォルティス:フォルティス ステラ:ステラ リリィ・シュトロゼック(一人称:わたし) トーマ:トーマ アイシス:アイシス スティード:スティード スバル:スゥちゃんさん アイシス・イーグレット(一人称:あたし) トーマ:トーマ リリィ:リリィ スティード:スティード スバル:スゥちゃんさん アルナージ:アル パフュームグラブ:パフィ スティード(一人称:私) トーマ:トーマ なのは:高町教導官 高町なのは(一人称:わたし) スバル:スバル ヴィータ:ヴィータちゃん はやて:部隊長 ヴィヴィオ:ヴィヴィオ レイジングハート:レイジングハート スバル・ナカジマ(一人称:あたし) トーマ:トーマ なのは:なのはさん エリオ:エリオ フェイト・T・ハラオウン(一人称:私) トーマ:トーマ スバル:スバル ティアナ:ティアナ、ティアナ執務官 エリオ:エリオ ティアナ・ランスター(一人称:あたし) シグナム:シグナム一尉 アギト:アギト フェイト:フェイトさん エリオ・モンディアル(一人称:僕) トーマ:トーマ スバル:スバルさん ヴィータ:ヴィータ教導官 キャロ・ル・ルシエ(一人称:わたし) 八神はやて(一人称:私) なのは:高町一尉 スバル:スバル フェイト:フェイト執務官 エリオ:エリオ ヴィータ:ヴィータ リイン:リイン ルキノ:ルキノ シグナム(一人称:私) アギト:アギト ヴィータ(一人称:あたし) バルディッシュ:バルディッシュ シャマル(一人称:私) ザフィーラ(一人称:私) リインフォースⅡ(一人称:私、リイン) はやて:司令 アギト(一人称:あたし) シグナム:シグナム レヴァンティン:レヴァンティン シャリオ・フィニーノ(一人称:私) アルト・クラエッタ トーマ:トーマ スバル:スバル ルキノ・ロウラン トーマ:トーマ ヴェイロン(一人称:俺) トーマ:クソカス、バカガキ、チビカス アイシス:メスガキ アルナージ:アル サイファー:サイファー ステラ:ステラ カレン:カレン、姉貴 アルナージ(一人称:あたし) アイシス:ぺったん胸 ヴェイロン:ヴェイ兄 ドゥビル:ビル兄 フォルティス:フォルティス ステラ:ステラ サイファー(一人称:私) リリィ:破損プラグ シグナム:公僕 ヴェイロン:ヴェイ ドゥビル:ビル ステラ:ステラ ドゥビル(一人称:俺) ヴェイロン:ヴェイ フォルティス(一人称:僕) トーマ:トーマ君 ヴェイロン:ヴェイロン アルナージ:アル サイファー:サイファー ドゥビル:ビル ステラ:ステラ カレン:カレン ステラ・アーバイン(一人称:わたし) トーマ:トーマ君 ヴェイロン:ヴェイお兄ちゃん フォルティス:フォルティス カレン:お姉ちゃん カレン・フッケバイン(一人称:私) はやて:特務のお嬢ちゃん アルナージ:アル サイファー:サイファー ステラ:ステラ
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《ライトロード・リリカル なのは》 効果モンスター 星4/光属性/魔法使い族/攻?/守? (正確なテキスト判明までお待ちください) MAGICAL BEAST??で登場する効果モンスター 出典:魔法少女リリカルなのはA s?? 関連カード 収録パック等 MAGICAL BEAST?? MB-JP003 Ultra
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このページでは、仲間モンスターを解説。 クリスタル レプリカ J.rモロ ネコマル アムル アイスドラゴン クリスタル 種族 ドラゴン人/ハーフ 性別 ♀ 武器 ー アルゴの属性 ー 説明 仲間「アイスドラゴン」と同じ、半分人間半分ドラゴンの「ドラゴン人」のポニーテールの女の子。 氷の力を司るアイスドラゴンとは違い、氷と雷の2つの属性を司るため「ハーフ」という種族。 ほとんどの仲間の女の子とは違い、おとなしく真面目な雰囲気を持つのが特徴。 アイスドラゴンとの初対面時、「あなたも私と同じなんだね」と言う所から、見抜くのが上手い事がわかる。 バトルステータス スピード、技が高く、攻撃、防御、魔法は平均的。 武器、アルゴは使わず、体術も習得していないため自らの司る氷と雷の力で戦う。 レプリカ 種族 ゴースト 性別 ♀ 武器 ー アルゴの属性 ー 説明 小さなゴーストモンスターの女の子。主人公ユースケとハテムにとっての初めての仲間。 よくしゃべり、明るい性格だがモンスターを捕まえるハンターに怯えている。 バトルステータス 攻撃、防御、スピードは平均的。技は高く、ゴースト系の技を使いこなす。 J.rモロ 種族 ノーマル 性別 ♂ 武器 レーザー アルゴの属性 ー 説明 UFOの姿をした小さなモンスター。何事にも好奇心旺盛なオスで、レプリカとは友達。 進化することができ、「J,r(ジュニア)」→「D.f(ディフェンス)」→「A.k(アタック)」と見た目も強くなっていく。 また、「Jr.CO-1」という巨大なロボットの発明家でもある。 バトルステータス スピード、技は高く攻撃、防御は普通。進化する度にスピードが一気に上がる。 アルゴは使わず、自身のレーザーで戦う他、炎攻撃も可能。 ネコマル 種族 しゃべるネコのモンスター 性別 ♂ 武器 ー アルゴの属性 水 説明 なんとも適当な名前の「しゃべるネコのモンスター」。オス。もちろんネコの姿をしていて、語尾に「ニャ」が目立つ。 同種だけの村「ネコ村」では結構有名なチームのリーダーで冒険が大好き。 かつて旅のパートナーだった少年「タイチ」よりも先に旅の仲間に加わる。 バトルステータス 攻撃、防御が高くそれ以外は普通。 ネコの姿をしているため引っかきやしっぽを使った攻撃が目立つ。仲間との協力技も可能。 アムル 種族 スライム 性別 ♀ 武器 ー アルゴの属性 炎 説明 人や物に変身できるモンスターの年頃の女の子。海峡で溺れている所を助けられ仲間に。 そのため下ネタばかり言うボケキャラの少年「マスダ」のツッコミというポジションに定着しているのが印象深い。 旅の途中、船やジェットなどに変身し仲間達を支える。 バトルステータス ステータスはオールマイティ。防御だけ低い。 炎のアルゴマジックと変身能力を合わせて戦う。 アイスドラゴン 種族 ドラゴン人 性別 ♀ 武器 ー アルゴの属性 氷 説明 半分人間半分ドラゴンのモンスター「ドラゴン人」の女の子。怪しい男に売られそうになる所を助けられ仲間に。 とにかくおとなしく、物静かで敬語が目立つ。 バトルステータス 全ステータス低めだが、ドラゴンになると一気に強くなる。 自身の氷の力と氷のアルゴで戦う。
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「判定不一致修正依頼」にて判定と記事内容の不一致が指摘されています。対応できる方はご協力をお願いします。 依頼内容は良作判定に該当するかの確認です。 マジカル ツリー 【まじかる つりー】 ジャンル アクションゲーム 対応機種 MSX 発売・開発元 コナミ 発売日 1985年 定価 4,572円(税抜) プレイ人数 1~2人(交互プレイ) レーティング CERO A(全年齢対象)※バーチャルコンソール版 配信 プロジェクトEGG 2015年1月17日/500円バーチャルコンソール 【WiiU】2015年8月26日/823円(税8%込) 判定 良作 ポイント ひたすら大樹の上を目指すゲームメインBGMは「おおブレネリ」 概要 主なルール 評価点 問題点 総評 オムニバスソフト 概要 1985年にコナミからMSXにてリリースされた橫アクションゲーム。 インディアン風の子供であるアパッチ君を操作して、全長2000mの大樹の頂点を目指すのが目的。 1~2人交互プレイ可能、各ステージが幾つかのエリアに分かれた全9ステージ構成、周回ループ制。 主なルール ツタやはしご、木の枝を利用して上に進み、特定場所まで到達すればそのエリアもしくはステージクリアとなる。 アパッチ君自身は一切の攻撃手段を持たず、原則として出現する敵は避けなければならない(例外として、りんごを敵に当てれば倒せる場合がある、詳細は下記にて)。また、ボスに該当する存在はおらず、ひたすらに上を目指せばクリア可能である。 レバーにてアパッチ君の移動操作(しゃがみ動作はこのゲームには存在せず)、ボタンはジャンプボタン一つのみを使用する。 「ツタ」に近づいてジャンプし、レバー上を押しっぱなしにするとそれに掴まる事ができる(ジャンプせずに掴まる事はできない)。掴まった状態にてレバー上下でツタの上り下りが可能。 また、ツタ掴み中にジャンプしてその場から離れたり、他のツタに掴まる事もできる。 「はしご」に近づいてレバー上を押しっぱなしにするとそれに登れ、レバー上下で上り下りが可能。ツタとは逆にジャンプ中ははしごに登れず、登り中のジャンプもできない。 「木の枝」にいる状態でレバー下を入れるとその枝にぶら下がる。さらにその状態でレバー下を入れると枝から落下でき、上に入れると枝の上に再着地ができる他、枝ぶら下がり中にレバー左右にてぶら下がりながらの移動も可能。 ジャンプボタンでジャンプができる。ジャンプ力は常に一定で、ジャンプ中の移動制御などは一切できない。 ときおり「りんご」が木の枝下に配置されている事があり、それにアパッチ君を接触させると微小のスコア所得と共にりんごを落とせる。 りんごの近くには、敵が出現する「木の穴」が設置されている場合もあり、りんごを上手く落下させて穴の中に落とし込むとボーナスとして、ダイヤモンドアイテム(スコア取得)が出現する。但し、穴は常に色が変化しており、色によってはアイテムではなく敵である「おじゃま虫」が出現する場合もあるので注意。以下穴の色に関する詳細。 「木の穴(緑)」:ダイヤモンド(600点) 「木の穴(白)」:ダイヤモンド(400点) 「木の穴(青)」:ダイヤモンド(200点) 「木の穴(黒)」:おじゃま虫が湧いてくる(ダイヤモンドは落とさない)。 また、落ちたりんごを敵に直接当てる事で倒せる場合がある。 このゲームの敵は主に4種類存在する。以下その詳細。 「いも虫」…必ずツタの下にぶら下がっており、アパッチ君がツタに掴まると、上に移動して体当たりしてくる性質がある。もちろん、接触する前に回避しないとミスとなってしまう。 「フクロウ」…木の穴がら出現してくる。動きが変則的で回避するのは難しい。 「おじゃま虫」…りんごを木の穴(黒)に入れてしまうと湧いてしまう。後半ステージや二周目以降では無条件で湧いてくる。 「雲(カミナリ)」…一部エリアのみに出現。雲そのものには全く判定はなく、アパッチ君が触れてもミスにはならないが、時折発生させるカミナリに触れるとミスとなる。無害状態の白かった雲が、カラフルに変色すればカミナリが落ちる前兆である。 このゲームはパワーアップの概念は一切存在せず、アイテムはすべて得点アイテムである。 「りんご」「ダイヤモンド」の他に、その場に放置されている「宝物アイテム」(1000~3000点ボーナス)がある。 戻り復活の残機制で、すべてなくなればゲームオーバー。 ミス後の復活は、必ずエリアの最初からのやり直しとなり、すべての敵やアイテムなどの配置がリセットされている。 ミス条件は雲以外の敵に触れる事。それ以外でのミス要因は存在しない。上を目指すというゲームの関係上、高い場所から足を踏み外し急落下しやすい傾向があるが、上に登り直さなければいけない以外でのペナルティはなく、制限時間の類も存在しない。 当時のコナミ製MSXソフトの例に漏れず、コンティニューは一切搭載されていない。 評価点 「ひたすら大樹の上に進めばOK」という、至って分かりやすいルール。 「頂点を目指す」という意味合いでは、『クレイジー・クライマー』と同類の作品といえる存在かもしれない。 当時の基準としてみれば頑張っているグラフィック。 外観上はひたすらに地味ではあるが、MSXとしてはカラフルでわかりやすい色使いになっている。 また、「ステージを進めるにつれ背景色が変化する」というなかなか凝った演出もある。 そして、本作のメインBGMにはあの有名なスイス民謡「おおブレネリ」が使用されている。 これがなかなかゲームと調和した心地良さを醸し出している。 問題点 ギミックや敵数が少なく、ゲームとしてのプレイバリエーションは決して多いとはいえない。 しかし、軽快に操れる操作性の良さや、さくさく先に進める良質なテンポ感、シンプル故に黙々とプレイしてしまう中毒性を持っており、一作品としての完成度は高い部類に入るであろう。 総評 「ただ敵を避けつつ上に登る」本当にこれだけのゲームだが、馬鹿にはできない完成度を持ち、今プレイしても「地味とはわかっているが何故か止められない」という、不思議な魅力を持つ作品。 現在でもWiiUのバーチャルコンソールで配信されている他、本作を収録した『コナミアンティークスMSXコレクション Vol.2』がゲームアーカイブスで配信されており、プレイできる機会には恵まれている。 オムニバスソフト 発売元は共にコナミ(アーカイブスはコナミデジタルエンタテインメント)。 コナミアンティークスMSXコレクション Vol.2(プレイステーション、1998年1月22日発売) 本作と他の9ゲームも含めた全10ゲームを収録。 2006年11月22日からプレイステーション3/同ポータブルのゲームアーカイブスにて配信されている、要600円。 コナミアンティークスMSXコレクション ウルトラパック(セガサターン、1998年7月23日発売)